「ナンバ歩き」でウォーキング
数年前から時々ウォーキングするようになり、今年(2022年)6月から距離を4km/日に決め、毎日同じルートでウォーキングをしています。 最近のウォーキング記録を見てみると歩数と所要時間は次の通りでした。
最小 | 最大 | 平均 | |
---|---|---|---|
歩数 | 6191歩 | 6530歩 | 6260歩 |
所要時間 | 49分 | 55分 | 53分 |
歩数は歩幅の広さだけでなくその時の体調に影響されています。所要時間は体調だけでなく信号ストップに引っかかる度合いにも影響されています。 歩数も所要時間も実に平均値が実感のある値だと思います。 最近、平均値のあたりでウォーキングできたのですが、少し苦しかったことがありました。また人に追いつかれる場面があったりと少々体力面での衰えを感じることがありました。
そこで以前からとても興味を持っていた「ナンバ歩き」に本格的に取り組んで見みようと思いました。
ナンバ歩きというと「右足が前に出る時に右手も前に出す」歩き方と誤解されることが多いですが、実際にそのような歩き方ではバランスがとれず歩けないですよね。
確かに右手と右足を同時に出す方が力を発揮しやすい場面があります。武術の技や野良仕事など身体を使う作業にも多く見られます。山登りで「よっこらしょ」と足を上げる場面で、そういう使い方をすると足が上がりやすくなります。
ナンバ歩きについて調べると色々と説明が出てきますが、歩くことに的を絞ると意外ととても簡単です。 そんなシンプルな歩き方の説明動画を以下に紹介します。
シンプル過ぎるので詳しく知りたい場合はご自分で探してみて下さい。
4kmの同じルートでナンバ歩きをしてみたところ次のようになりました。
回 | 歩数 | 所要時間 |
---|---|---|
1 | 6119 | 47 |
2 | 6233 | 48 |
3 | 6260 | 48 |
所要時間がいきなり50分を切るようになりました。これは予想外でした。
歩幅が狭くなるので歩数は増えると予想していたのですが、あまり変わらず驚いています。これは歩幅のばらつきが小さくなったということかしら?
確かに歩幅は狭くなったと思っているのですが。
歩いている様子は、歩幅狭くスタスタと早い歩み。腕を振らないので代わりに身体の前で手首を軽く上げ下げ、ついでにわたしの場合は指を伸ばしたり曲げたりしてます。
腕を振っての普通の歩き方でないので、周りから見てどう見えているのかと少々気になりますが、恥ずかしさを抑えて押し切って歩いています。(まだ笑われたことはない)そのうちに「変わった歩き方ですね」と声を掛けられるかと思ったりしてます。
疲労具合ですが、足の回転が早い割にしんどくはないです。スタスタと軽快です。しばらく続けようと思っています。
青空文庫と出会う
眠れない夜の対処としてYoutubeの朗読動画をしばらく視聴していました。朗読動画に青空文庫に収録されている作品が多く青空文庫に関心をもつきっかけとなりました。
青空文庫は著作権が切れた書籍を誰でも読めるようにとボランティアで運営されています。
サイトを覗いてみると、無料でPC、スマートフォン、タブレットで読める手段が二つも提供されています。
「青空 in Browsers」
「えあ草紙・青空図書館」
いずれもインストールとか面倒さを感じることなく使えますし、縦書き表示されます。
スマートフォンとタブレットで見た時の残念な点は「青空 in Browsers」文字の大きさを変えるとリフロー型の表示をしないので小さい文字のまま読まなければならないこと。 PCの場合はきちんとリフローになる。
リフローとは画面サイズや文字サイズの変更などに合わせて、テキストやレイアウトが流動的に表示される方法
「えあ草紙・青空図書館」は電子なのにうっすらと裏写りして見えること。
簡単な使い方
- 青空文庫 のメインエリアにある「公開中 作家別」または「公開中 作品別」のいずれかから読みたい本を探します。
- 作品を選ぶと「図書カード」の画面が表示されます。
- 作品データの備考欄に
「青空 in Browsersで縦書き表示。PC、スマホ、タブレット対応」へのリンク
「えあ草紙・青空図書館」「スマホ&タブレットで動く青空文庫縦書き対応汎用電子書籍リーダー」ボタン
がありますので好きな方をクリック(タップ)します。
わたしは家の中でPCを使って読んでいましたが、どこでも読めるスマートフォン、タブレットが良いでしょう。
新しい作品はありませんが、古い作品をもう一度読んでみたいという場合には良いかも知れません。なにしろ無料ですからね。
わたしの場合、手持ちの電子書籍リーダー(電子ペーパー)で読みたいというのがあって、別の手段を試しています。テキストファイルをダウンロードして自作プログラムでEPUB3ファイルを作っています。
既に既存の手持ち書籍をEPUB3化するプログラムをpython3で自作してあるので、今回は青空文庫のテキストデータを既存プログラムに読み込ませるための変換部分のみを作りました。
やはり電子ペーパーは目が疲れなくて良いです。
ただ薄暗いところでは照明が欲しくなるのは紙のほんと同じです。
Thorium Readerの入れ替え
PCにThorium reader1.5.0をインストールして、EPUB3の電子書籍の確認に時々使っていました。 1.5.0には少し(ページ送りに)不満があったので、最新版があるか公式サイトを覗いたところ、1.8.0版があったのでアップデートすることにしました。
Thorium ReaderはWindows/macOS/Linux上で動きますが、私の場合はLinuxのubuntuになります。
ubuntuの場合、インスールが簡単なAppimage版と従来のdeb版が用意されていました。
Appimage版はダウンロード、実行権限を与えてログインし直すだけで使えるようになります。
しかし1.8.0版には本文の表示とページ送りに問題があり使えませんでした。
具体的に言うと日本語の縦書きの章ファイルの表示がファイル先頭だけで、ページ送りすると次の章の先頭まで飛んでしまいます。章の続きページを表示できません。
そこで過去バージョンを見つけて試したところ、1.5.0以降に
1.6.0、
1.7.0、
1.7.1、
1.7.2、
1.7.3、
1.8.0
とバージョンがあり1.7.1までは正常で、わたしが不満だった部分も直ってました。
1.7.2のビルドの段階でバグが出たようです。作業ミスだと思います。
横書き表示には問題ないようなので、欧米人は気づきにくいのだろうと思います。
なんとか知らせたいですが、どうしたらよいものか。
とにあえずは1.7.1が使えるようなので支障はないですが。