ハードディスクの破壊方法
今月はじめの神奈川県庁ハードディスク転売のニュース、覚えておられますか? 結果的には情報流出は無くて、窃盗事件となりました。これでPCを処分する時の問題が少し認識される機会になったのではないかと思います。
PCの中には大切なデータが記録されていて、見た目には消した形にしても簡単に復元ソフトで復元できてしまうことをTVニュースで伝えていました。
昨年のはなしですが私も「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」を利用してPCを処分しています。このプロジェクトはもう終了していますが、処分については小型家電リサイクル法がありますので、これに則ったサービスがメーカーや量販店、処分業者で行われています。
パソコンにPCリサイクルマークが付いている場合、メーカに無料で引き取ってもらえます。
さて問題のハードディスクのデータです。私の場合はハードディスクを物理的に破壊する方法をとりました。
PC本体からハードディスクを取り出すのは少々面倒だったりしますが、こういうのは男性は得意でしょう。タワー型PCなら女性でもドライバー一つで外せますが、ノート型は嵌め込みが有ったりして少々難しいことが多いです。我が家の場合は、壊し屋の息子がたまたま家に帰っていたので二人でノートPCをバラしました。(もともと息子のPCでしたので処分の了解も必要でしたので)
取り出せれば、ハードディスクを破壊するだけです。ある道具を使うと簡単に壊せます。
写真右側に写っているのは、自動車用緊急脱出用ハンマーです。普通のハンマーやトンカチで力いっぱいガンガン叩いても壊すのは難しいですが、この緊急脱出用ハンマーだと女性の少ない力でも一撃で穴をあけてハードディスクをボコボコにすることができます。叩く側はプリント基板でない、色々と表記したシールが貼っている側です。やってみましたがプリント基盤は割れたことがないです。
中の円盤がガラス製の場合は、中からパラパラとガラスの細かい粉が出てきますので目に入らないように注意が必要です。
円盤がアルミ製の場合は傷つけられたかどうか一寸わからないですが多分円盤まで届いていると思います。心配ならあいた穴をに電動ドリルを差し込んでさらに円盤めがけて念押しの穴を空けます。
最近私が壊したハードディスクは全部ガラス製でした。円盤は複数枚で構成されていると思いますので、出来るだけボコボコにすると良いと思います。
破壊に気が済んだら(ストレス発散できたら?)ハーディスクをPC本体に戻して終りです。この状態で回収してもらいました。
ノートPCの場合は意外と手間の掛かる作業でした。年末の忙しい時にする話題ではなかったですね。PC処分される時の参考になれば嬉しいです。