こうかの雑記

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昔の懐かしいこと、ubuntuのこと、その他いろいろ

歩数計のこと

 数日前から歩数計に電池切れの警告が出ていたので、次の散歩に備えて新しい電池と交換しました。この機会に少し歩数計について書いてみようと思います。

 わざわざ歩数計など持たなくても今時のスマートフォンには歩数計アプリが付いていますが、私は5年ほど前から歩数計を使っています。きっかけは会社の健康保険組合でメタボ予備軍に指定されてしまいメタボ対策をさせられたことにあります。この時、歩数計を貸与されてもっと歩くことを勧められました。
 この時の私の職種は経理屋さんでほとんどが座り仕事でした。その前はシステム関係でやはり座り仕事でした。それでも長年メタボには縁がないと安心していたので、私的には内心、ショックを受けました。そこで朝の始業前、昼休み、定時後の休憩時間を割り当てて歩く努力をしました。

 さて歩数計のことですが、歩数計のカウント方法には幾つか方式がありまして、昔から有る振り子式と3軸方向の加速度センサーを使った圧電センサー式があります。
 最近は圧電センサー式が多いかと思います。スマートフォン歩数計アプリもそうですね。

振り子式

 振り子式は仕組みが簡単なことから低価格で手に入りますが、使い方によっては誤カウントが多くなると思います。かなり昔に使ったことがあります。多分、歩くときだけに装着して使う場合は誤差は少ないと思いますが、一日装着して、途中で自動車に乗るとかその他の振動が生じる場合は誤差が増えます。また装着は腰に固定する方法が一般的です。

圧電センサー式

 垂直、前後方向、横方向に対する加速度の変化を検出して人が移動しているかを判定しており、カウントミスは少ないと思います。この方式はポケットに入れておくだけ、カバンに入れておくだけでもOKという使いやすさがあります。
 自動車に乗っている時に誤カウントするというのは振り子式同様にありますが、その辺は組み込まれているプログラムによってカバーされています。
 スマートフォンの場合は歩数計について説明がない場合が多いと思いますが、歩数計の場合は最初の数秒間連続して信号が入らないとゼロとみなすと書かれていました。その秒数以上継続して信号が発生した場合に初めて、その部分も歩数としてカウントされるようになっています。この秒数がメーカによって違っています。

使い比べ

 健康保険組合から貸与された歩数計を返却する前に、自分用の歩数計を買いました。(その時はスマートフォン持ってなかったので。)両方ともに圧電センサー式でメーカーが違います。二つのメーカーの歩数計をポケットに入れて広い社内を自分でもカウントしながら周回して計測しましたが、若干の差が見られました。また自動車に乗った時の誤カウントも確認しました。歩き方には個人差がありますし、個体差もあると思いますが、私が選んだ歩数計とは相性が良いような感じでした。

 そんな差よりも、どういう状況下で使っているかの方が大きく歩数計のカウントに影響が出ることを見つけました。
 安定して長い距離を歩く場合は、ほぼ誤差は少ないです。しかしスーパーで食品の買物をしている時のように数歩移動しては止まって食品を見るという事をしている場合には、ほとんど歩数が増えません。先程のカウント初めからの秒数内にハマってしまってゼロカウントされるからだと思います。お買い物中は少なくカウントされるということを覚えておくと良いかと思います。

 でもこれも些細なことです。毎日の歩数を見ていると、それが励みになったりして、明日はもっと歩こうと思ったりすることが歩数計の効果かなと思います。わたしの歩数計だと1週間分の記録、過去の最大値を記録しているので、こういう気持ちに成りやすいと思います。ただ、息子に貸してあげたら38,050という記録を最高値にいれるというイタズラをしたので、私自身の最高値は残らなくなってしまい、その楽しみはないです。

目標歩数

 最近の外出の実績では7000〜8000歩。時々10000歩前後といったところです。
 よく一日1万歩と言われましたが、こんな記事を見ました。
 

dot.asahi.com
 この記事で行くと私の年代では7000歩らしい。ちなみに5年前にわたしが目標設定させられた歩数は5000歩からでした。
 
 まだスマートフォン歩数計機能を使っておられない方、折角ですから是非お試しになって下さい。