MarkdownエディタのTyporaをインストール
前にテキストエディタのAtomを試してみたことを記事にましたが、それにはより気軽に資料を打ち込みたいという気持ちから適当なテキストエディタを探していたという背景がありました。探している内に、たまたまですがMarkdownエディタなるものに出くわしました。Markdown? 初めて聞く言葉でした。
簡単にMarkdownとは
MarkdownってHTMLみたいなもの? と思いながら調べてみると
・HTMLよりも簡単そうで覚えやすい
・HTMLにコンバートできるコンバータが有る
・そのままブログに投稿できる場合もある (例えば「はてなブログ」がそうですね)
・アドオンを追加するとそのままブラウザで見ることができる
ということが分かりました。
私は簡単なメモとか操作マニュアルとかをよく作っているのですが、テキストファイルだと、見出しとかの強調ができませんし、図の挿入とかも出来ません。なので少し重いですがWriter(マイクロソフトのWord相当のソフト)で作っていました。
Markdownでの記事の記述はテキストエディタでもできる只のテキストファイルですので取扱も楽です。
詳しい解説は他のサイトにお任せします。
メモ書きやドキュメント作成に便利な「Markdown記法」を使ってみよう
typoraとは
Markdownの記述に特化したエディタです。現時点ではベータ版扱いのため無料で使えます。(現在は評価中の0.9.83(Beta)です。1.0以後は有料になるようです?)
Windows、OS X、linuxで利用することができます。ネット上の評判も良いようです。 これも詳しい説明は他のサイトにお任せします。
強力なMarkdownエディタ「Typora」に今更入門
MarkdownエディタにTyporaを超推ししたい件
情報整理力を上げるためにおすすめの最強エディタ「Typora」とは?
Markdown記法で入力して改行すると逐次変換された表示になります。最終的に出来た資料をPDF出力出来ますので印刷することもできます。体裁的にはWriterで作るほうが良いでしょうけれど、手軽に文書化できて利用できるというところに価値が有ると思います。先程調べたら、PDFだけでなく、HTMLやWord(.docx)やWriter(.odt)などにも出力できるようです。
Linuxへのインストール
私がubuntu利用者ということでubuntuについてのみ書きます。
ubuntuソフトウェアの中にsnapパッケージ版がありまして簡単にインストールできたのですが、snap版は日本語に対応できていない物が多いですね。メニューなどの日本語表示は大丈夫でしたが、日本語入力は出来ませんでした。
そこでコマンドでインストールし直しました。
インストールに使うコマンドは Typoraのサイト に行き、画面を下の方にスクロールしていくとOS X、Windows、linuxを選択出来るようになっています。今回はlinuxの場合です。
画像の文字が小さいので下記に記します。
# or run:
# sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys BA300B7755AFCFAE
wget -qO - https://typora.io/linux/public-key.asc | sudo apt-key add -
# add Typora's repository
sudo add-apt-repository 'deb https://typora.io/linux ./'
sudo apt-get update
# install typora
sudo apt-get install typora
操作はubuntuで端末画面を起動(Ctrl + Alt + T)して行います。
なお#の行はコメント行なので無視します。
今度はきちんと日本語入力できました。
使ってみたところ、テキストエディタAtomと同様に起動後の暫くの間、何をしているのかわかりませんが負荷が掛かるようです。
次の図は、既存のメモで試したtyporaの画面です。慣れてないので見出しだけしか指定していません。
まだよくわからず、「はてなブログ」の記事作成に対して、なにか課題が有るかもしれません。「はてなブログ」の見たまま編集には満足していますので当面はブログ記事作成はしないと思います。
今回はインストールしたところまで。