こうかの雑記

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昔の懐かしいこと、ubuntuのこと、その他いろいろ

ubuntu20.04上のVirtualboxにWindows10をインストール。

 2016年にセキュアブート無効な状態でVirtualboxを少しだけ使いました。(マザーボードの仮想支援機能を有効にしておく必要があります)  ubuntu18.04に切り替えた時にセキュアブートを有効にした為、VirtualBoxのインストールに失敗するようになり、Virtualboxを諦めていました。

 先の記事(ubuntu20.04に移行した)でセキュアブートをやめることに抵抗がなかった訳です。

 セキュアブート有効でも可能なようですが、失敗すると面倒なのでやめました。どうしてもという場合は Secure BootなUbuntu 18.04にVirtualBox 6.0をインストール。もうそんなに難しくない。が参考になると思います。

 失敗したのは追加のモジュールをインストールするときでした。私の場合この追加のインストールの段階で操作に行き詰まり、中途半端な状態になって困りました。

 なので今回はセキュアブート無しの状態でVirtualboxを使います。

注、セキュアブートの無効化、仮想支援機能の有効化は事前にマザーボードUEFIで設定します。

 まだ画像編集ソフトを復旧させていないので、画像なしの説明になって申し訳ありません。

VirtuslBoxのインストール

 virtualboxのサイトから最新版をダウンロードします。
 プラットフォームはLinux distributionを選びます。
 ubuntu19.10/20.04がありましたので、これを選択しました。
 ダウンロードしたファイルvirtualbox-6.1_6.1.8-137981~Ubuntu~eoan_amd64.debを右クリックしてソフトウェアのインストールで開くを選択するとインストールされます。
 セキュアブート無効の場合のインストールはこれだけです。

Virtualbox仮想マシンを作成

 以下にわたしが設定した例を示します。多分、Windowsが取り敢えず動けば良いという感じにしています。

  1. 仮想マシン→新規をクリック。
  2. 名前とオペレーティングシステムの画面で
       名前:Windows10
       マシンフォルダー:デフォルトで表示。選択できるようになっている。
       タイプ:自動で入る
       バージョン:自動で入る
  3. モリーサイズ:4096MB 最低2048MBなので倍にした。
  4. ハードディスクの画面では仮想ハードディスクを作成するを選択。
  5. ハードディスクのファイルタイプの画面ではVDIを選択。
  6. 物理ハードディスクにあるストレージの画面では、可変サイズを選択。
  7. ファイルの場所とサイズの画面では、場所はデフォルトのまま、サイズは100GBを指定。

 最後に作成ボタンをクリックで仮想マシンが作成されます。

Windows10をダウンロード

 事前にWindows10のisoイメージを入手します。ダウンロードはWindows 10 のディスク イメージ (ISO ファイル) のダウンロードから出来ます。  Windows10のプロダクトキーは手に入れているものとします。これが無いとインストールできません。

仮想マシンにWindows10をインストール

 インストールの前にisoイメージの場所とストレージデバイス光学ドライブと関係を結びつけます。

  1. Virtualboxマネージャ画面で設定 → ストレージ → コントロラー:SATA光学ドライブのアイコン(最初は空になっていると思います)を選択。
  2. 属性の部分で光学ドライブ(D):の右端の光学ドライブアイコンをクリックし、
    リストの中から仮想光学ドライブの選択/作成をクリックする。
    光学ディスク選択の画面になるので追加(A)をクリックする。
    ダウロードしたWin10_1909_Japanese_x64.isoを指定します。(場所は~/ダウンロードにあります。)
    すると仮想光学ドライブの選択/作成の中のリストに現れます。
  3. ISOファイルを選択して選択ボタンをクリックする。

 以上でストレージデバイス光学ドライブのアイコン横の表示名がisoファイル名に変わります。

 これでWindows10をインストールする準備ができました。
 仮想マシンのWindows10を選択して起動すると光学ドライブからインストールが始まったと思います。
 Windows10のインストールは通常と変わりません。

GuestAddition.ISOのインストール

 インストールが終わってWindows10の設定も終わって使える状態になったら、次にGuestAdditions.ISOを追加でインストールします。

 Windows10を起動させている状態で、仮想マシンのメニューにあるデバイスをクリックします。プルダウンリストの一番下にGust Addition CD イメージの挿入がありますので、これをクリックします。
 すると光学ドライブとGuestAdditions.ISoが結びつきます。

 これはVirtualboxマネージャ画面の設定 → ストレージ → コントロラー:SATA光学ドライブのアイコンでも確認できます。VBoxGuesAdditions.isoとなっているのが確認できます。

 確認できたらwindows0の中のエクスプローラでデバイスとドライブを表示すると、そこにCDドライブとして見える筈です。これをダブルクリックします。

 するとCDドライブとしての中身が見えますので、VBoxWindowsAdditionsVBoxWindowsAdditions-amd64VBoxWindowsAdditions-x86が見えます。
 私はVBoxWindowsAdditions-amd64をダブルクリックしました。
 VBoxWindowsAdditions-x86は32bit版です。

GuestAdditionの利用

 次の機能を利用するには設定が必要です。
 設定をするとホストOSとゲストOSの間の操作が便利になります。

文字列のコピー&ペースト機能

 仮想マシンのメニューのデバイスクリップボードの共用 → 無効以外のどれかを設定

ファイルのドラッグ&ドロップ機能

 仮想マシンのメニューのデバイス → ドラッグ&ドロップ → 無効以外のどれかを設定

フォルダ共有

  1. ホストOS側で任意の場所に共有フォルダーを作成します。
  2. 仮想マシン側でデバイス → 共有フォルダー → 共有フォルダー設定をクリックします。
    ホストOS側で作った共有フォルダーを指定します。
    自動マウントにチェックを付けます。

 ゲストOSのWindows10から利用する場合は、エクスプローラでネットワークをクリックするとネットワークの検索ができる設定になっていないと文句をいわれるのでその設定をします。設定ができていると「VBOXSVR」が見えるようになり、その中に共有フォルダがあります。  ホスト側で共有フォルダーを別の場所に移動させないように注意が必要です。