令和2年分確定申告もPCでしました
年金で生活しています。平成30年分で初めての確定申告会場に行ってe-TAX操作を体験(この時にIDとパスワードを取得)、令和元年分は自宅で確定申告しました。今回の令和2年分の申告からはマイナンバーカードを使いたいということで、昨年5月末からマイナンバーカード取得、ICカードリーダの購入、仮想マシンのWindows10にセットアップと準備を進めてきました。
PC環境
私の場合、PCがubuntu(linux)という関係上、「確定申告書等作成コーナー」のサポート対象外になります。なのでvirtualboxで仮想環境を作り、そこにWindows10をインストールして使っています。(昨年はパスワード方式なのでubuntuで出来ました)
スマホでの利用がお薦めのようですが、広い画面で操作したいのとICカードに対応していないスマホなので、この様にしています。
環境
- OS ubuntuのvirtualbox上のWindows10
- ICカードリーダ(中華製の低価格品)
- Microsoft Edge 87.0.664.75
ubuntuの利用者でわたし同様に「確定申告書等作成コーナー」を使いたいとお考えの方に、下に記載する関連記事が参考になるかも知れません。
確定申告書等作成コーナー 入力マニュアル
慣れていると必要ないかと思いますが、念の為にマニュアルがないか探したところ次の場所にありました。 確定申告書の作成が初めての方は、一度、目を通しておくと良いかと思います。
確定申告書等作成コーナーお知らせ 所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き(確定申告書等作成コーナー 入力マニュアル付き版)を掲載しました
手引き(入力マニュアル付き版)はPDFで見開き版と片面版があります。いずれも紙ベースの申告書の書き方、スマホ入力、パソコン入力のそれぞれの場合が載っています。
申告書作成
昨年も申告入力については書いており、殆ど変わらないので省略します。
昨年の記事 e-TAXで確定申告はこんな感じでできます
令和2年分の申告期間は2月16〜3月15日ですが、「確定申告書等作成コーナー」を使った還付申告は1月4日から可能です。
必要な資料がひと通り揃ったので、「確定申告書等作成コーナー」で入力しました。 収入は厚生年金と企業年金のみ、証明書の費用な控除項目は生命保険と地震保険、社会保険料しかないのでとても簡単です。
せっかく入力したので、早々に送信まで行いました。
送信後に任意のアンケートがありますが、今回はすべて選択肢から選ぶ形式で簡単でした。
送信票と申告の書一表、第二表をPDFで出力して印刷するのですが、仮想環境上のWindows10なので直接プリンタに出力できる設定になっていません。なのでPDFをubuntuのホスト環境にコピーして印刷しようとしました。
するとどういう訳か画面上では問題ないのに印刷すると一部文字がおかしい箇所が出来ます。ubuntu側では標準のドキュメントビューアを使っているのですが、仕方なく該当PDFファイルをPostscript形式でファイル出力してから印刷することで対処できました。
「確定申告書等作成コーナー」から送信した場合は、証明書添付が省略されています。なので各種証明書の原本はしっかり保存(5年間)しなければならないことを忘れないようにね。提出を求められる可能性がありますから。