ubuntuにCalibreをインストール
ubuntuの仮想環境(Virtualbox)にWindows10を入れて、その中でCalibre(電子書籍管理ソフト)を使っています。
しかしWindows10がWindows11になると仮想環境で使えなくなる可能性があります。少なくとも今使っているPCはTPM2.0を装備していないので無理ですし、仮に新しいPCを手に入れたとしてもTPM2.0をホストOS(ubuntu)とゲストOS(Windows11)で共有管理できるのか今のところ情報がありませんので、ダメかも知れないと思っています。
そこで最悪、仮想環境でWindows11を動かせないことを考えておかなくては思います。
Windows10を使っているのはCalibre、Kindle for PC、そして確定申告ですが、CalibreはLinux版もあるので試してみることにしました。
Kindle for PCは諦めるかな。 FireHD10があるし。
確定申告はWEBサイトがubuntuに対応していないのでどうにもならないのでこれも諦めかな。
今回はubuntuへのCalibreのインストールと楽天のkoboTouchを使う為の拡張プラグインの確認をしました。 これはEPUB本をkoboTouchで読むためです。
Calibreのインストール
CalibreのサイトにあるLinuxへのインストール方法は「Download for Linux」にありますが、することは次のコマンドを端末画面で叩くだけです。
sudo -v && wget -nv -O- https://download.calibre-ebook.com/linux-installer.sh | sudo sh /dev/stdin
上記コマンドで自動的にダウンロード、インストールが出来ます。「Download for Linux」には色々書いてありますが、必要なのはコレだけです。
ubuntuソフトウェアからもインストール出来ますが、こちらは少々古いバージョンとなっています。
KoboTouchExtendedプラグインの追加
Windows版をインストールした時に参考にした「CalibreでEPUBをKEPUBに変換」の記事がubuntuでもそのまま使えました。
簡単に手順だけ書きます。(図は省略 詳しくは「CalibreでEPUBをKEPUBに変換」を参照ください)
- Calbireを起動して【設定】をクリック
- 高度な設定 --> 【プラグイン】をクリック
- 画面左下にある【新しいプラグインを取得】をクリック
- ユーザープラクインの画面で"KoboTouchExtended"を選択して-->【インストール】をクリック
- セキュリティリスクの警告画面で【はい】をクリック
- 成功の画面で【Calibreを今すぐ再起動】【OK】いずれかをクリック
Calibreを再起動した時点からプラグインが有効になります。
kobo端末にEPUB本を転送
- kobo端末をPCにUSB接続します。
- kobo端末に送り込みたいEPUB3本をCalibre Libraryに追加します。(本の追加)
- 本を選択してデバイスに送信をクリック
Calibre画面右下のジョブ数:がゼロになれば転送完了
昨年末にWindows版で実行した時は「このKoboデータベースのバージョンはサポートしていません。」と表示されていましたが今回は出ませんでした。
このメッセージはCalibreからKobo上のファイルを編集や削除が出来ないということらしく、転送はされていました。今回はメッセージが出なかったので試したところKobo上のファイルを削除できました。
もしメッセージが出てもkobo側で削除できるので問題は無いですけどね。