pythonでGUIを実現できるtkinterというライブラリーがあります。このライブラリーで色指定に使う色名の一覧を探していましたら、良いのが見つかりました。
株式会社 石川設計さんのサイトでPython tkinter 事前定義の色についてに掲載されているpythonのスクリプトです。実行してみると色名のリストが表示されます。画面の表示だけだと色名を確認できない場合がありますが、気に入った色にマウスを重ねると、ウインドウのタイトルに色名と色コードが表示されるというスマートさで確認しやすいです。とても感謝です。
スクリプトはPython tkinter 事前定義の色についてを見て下さい。
色名はtcl/tkの本家サイトから取り出した色名一覧を利用されています。この色名でカウントする760色もあります。 この色名一覧ですが、色コード順にできたらより分かり良くなるかなと思い、少しいじってみました。
オリジナルは色名のアルファベット順になっているのを色コード順に並べ替えるようにしました。(ただ色コードの情報がないので、オリジナルのコードを少しだけいじって色名と色コードのペアを取り出すための別スクリプトを作っています。本体のスクリプトのCOLORSをこのペアで置き換えました。)
色コード順に並べ替えたものが次の図です。
その結果、分かったことは一つの色コードに複数(2〜3つ)の色名が割り当てられているということ。例えばこんなのがあります。
色コード | 色名1 | 色名2 | 色名3 |
---|---|---|---|
'#000000' | 'black' | 'gray0' | 'grey0' |
'#000080' | 'navy' | 'navy blue' | 'NavyBlue' |
'#0000CD' | 'blue3' | 'medium blue' | 'MediumBlue' |
'#0000FF' | 'blue' | 'blue1' |
他にもこんな感じの色コードの重複がたくさんあります。そこで色コードの数を別スクリプトを作ってカウントしてみましたら、508色ありました。
色コード順にしてみた表示はわたしの予想と少し違っていました。単純にもっと同系色が集まるかと思っていたので少し期待外れ。