ubuntu18.04の時からプリンタドライバーをインストールしなくてもドライバーレスで繋がるようになりました。プリンタの電源を入れてシステムの設定を確認するとBrother DCP-J925N, driverlessが出来ていました。
しかし、ドライバレスだとプリンタの指定できるオプション機能の一部しか使えなくてとりあえず印刷できたら良いという印象を受けます。きちんと使うにはメーカーサイトからドライバーをダウンロードしてインストールすることをお薦めします。
私はブラザーのDCP-J925Nという古い複合機を使っていますが、簡易インストーラをダウンロードして簡単にインストールできるようになっています。 Wifiで接続なので事前にIPアドレスを調べておきます。(IPアドレスは固定にしておくことをおすすめ)
下図の一番上のプリンタがドライバーレス、それより下のプリンタがメーカのドライバーによるものです。
下のCUPSのプリンターをデフォルトプリンターに設定しました。(デフォルトのプリンターを設定した為なのかわかりませんが、あとで気づいたらドライバーレスのプリンターが表示されなくなりました。ubuntu18.04の時は見えていて邪魔に思ったものです。)
私はページ数の多い資料を作ることが多いので、その都度用紙の設定変更するのが面倒です。そこでプリンターは一台ですが用途に応じた設定をしたプリンター設定を用意し、選択するだけで済むようにしています。ページ数の多い印刷物の場合は、両面印刷とリバース印刷をオンにしています。
この様にubuntuで一つのプリンターを複数の設定で使う場合は次の様にします。
- システムの設定画面でプリンタを開く。
- 追加のプリンター設定をクリック
- 存在するプリンタが表示されるのでコピー元のプリンターを選択して右クリックし、メニューから「複製」を選択。 プリンターの複製画面でプリンターの新しい名前を入力してOKをクリック。
- 新しく出来たプリンターのオプション設定を変更。
最終的に次のようになりました。