LibreOffice Writerの字下げ設定
今回も忘れた時の自分の為のメモです。
行頭の1文字字下げ
大量の文を書く場合、一々行頭で一文字空白を入れるのも面倒になります。そうした時の設定。
- 上図の通り、スタイル選択で[本文]−[スタイルの編集(B)]をクリックして、[スタイル編集(R)]を選択して、「段落スタイル:本文」の画面に入ります。
- 「インデントと間隔」タブを開きます。
- [インデント]の[テキストの前]が0.00mmになっているので1文字文のサイズを指定します。
本文のフォントサイズを標準の10.5ptにしているなら、3.7mmにします。
Writer標準時の単位がmmになっているので、単位をptにすると分かり良いと思います。その方法は 次の段落全体のインデントに記述しています。
以上で毎回行頭の空白一文字を叩く手間がなくなります。
ついでですが、わたしは[間隔]の「段落上部」、「段落下部」の数値を0.00に、
「同じスタイルの場合は段落間にスペースを追加しない(D)」にチェックをいれています。
そして「行間」を1行または1.15行設定します。
この行間の指定をするとルビのある行間だけ広くなります。
それを避ける為には固定を選ぶしかありませんが、行間を21pt以上にしないとルビをきれいに表示できないので現実的ではありません。
段落全体のインデント
行頭だけでなく段落全体を字下げしたい場合に、ツールバー上のインデントのアイコンを使いますが、この場合の字下げ量が大きすぎるとわたしは感じていました。
この字下げ量を好みの量に調整します。 今回は2文字分の字下げです。
- [ツール(T)]−[オプション(O)]− 左のツツーリの中の[libreoffice Writer]−[全般]−設定の中の「使う単位(M)」でポイントを選択。
- 「使う単位(M)」の下にある「タブ間隔(T)」に必要な文字数のpt数を指定します。
pt数は最低値が14.2ptなので、2文字分の21.ptが最低値かと思います。 - 以上で一旦[適用(A)]か[OK(O)]を押して設定を終えます。
- 再度、設定の画面を表示して「使う単位(M)」をミリメートルに戻しておきます。
というのは用紙サイズなどの値はptよりmmの方が分かり良いからです。単位を変えると数値は自動的に指定単位の値に変換されるので大丈夫です。
以上を実施するとルーラのタブ位置も指定した間隔に変わります。
LibreOffice Writerでタイトルページ
毎回、設定タイトルページとページ番号の設定のやり方を忘れてしまっているといとう現実があるので、今回はメモとして残します。
libreofficeバージョン: 6.4.7.2
既存のページをタイトルページにする
本文ページの前に、タイトルページを2枚作っておきます。 印刷時には両面印刷するので、表紙裏を空白するために2枚としています。 (基本的に簡単な製本をすることを前提にしています。)
本文ページにページ番号を表示する設定
- [挿入(I)]-[ヘッダーおよびフッター(A)]-[フッター(R)]-[標準スタイル]
- 現れたフッター内にカーソルを移動する。
- [挿入(I)]-[ページ番号(P)]
- ページ番号を中央揃えにする。
タイトルページの設定
- タイトルページの先頭に移動して
- [書式(O)]-[タイトルページ(F)] を選択。
- 「既存のページをタイトルページに変換(D)」を選択する。
- [タイトルページ数(G)]に2を設定する。
- 「タイトルページの後でページ番号をリセット(A)」にチェックをいれる。
- その下の「ページ番号(I)」に1を設定する。
以上で既存の2ページがタイトルページでページ番号が付かなくなり、本文ページから1ページとなります。
「新規タイトルページを挿入」の方法は試してみましたが、思うどおりの結果を得られなかったので諦めました。
感動の採血
昨日、とある病気の疑いがあるため隣町の大きな病院へ行ってきました。検査の予約をして、昨日は採血だけしました。 この時、担当してくれた中央採血室の看護師さん、感動ものの採血をしてくれました。
採血の準備をされているところから見ていたのですが、この人の手の動きがなにかしら美しい。無駄のない流れるような動き。 注射針を射す時のスムーズさ、予想した痛さがない。新型コロナワクチンの筋肉注射の時でさえ針を射す瞬間は少し感じたものですが、今回は殆ど感じない不思議。本当に不思議。
採血は3本の容器に採るのですが、その容器の交換もなんと片手で手際の良い。採血が終わって針を抜いた後のパッチの貼り方も計算された動きの良さ。多分、動作をしながら楽しんでいると思います。
この人は一つ一つの動作を十分に研究してきたんだろうなと思う。見事なプロ意識です。次の採血の機会があればまたお願いしたいものです。