こうかの雑記

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昔の懐かしいこと、ubuntuのこと、その他いろいろ

青空文庫と出会う

 眠れない夜の対処としてYoutubeの朗読動画をしばらく視聴していました。朗読動画に青空文庫に収録されている作品が多く青空文庫に関心をもつきっかけとなりました。
 青空文庫著作権が切れた書籍を誰でも読めるようにとボランティアで運営されています。

 サイトを覗いてみると、無料でPC、スマートフォンタブレットで読める手段が二つも提供されています。

  「青空 in Browsers」
  「えあ草紙・青空図書館」

 いずれもインストールとか面倒さを感じることなく使えますし、縦書き表示されます。
 スマートフォンタブレットで見た時の残念な点は「青空 in Browsers」文字の大きさを変えるとリフロー型の表示をしないので小さい文字のまま読まなければならないこと。 PCの場合はきちんとリフローになる。
 リフローとは画面サイズや文字サイズの変更などに合わせて、テキストやレイアウトが流動的に表示される方法
 「えあ草紙・青空図書館」は電子なのにうっすらと裏写りして見えること。

簡単な使い方

  1. 青空文庫 のメインエリアにある「公開中 作家別」または「公開中 作品別」のいずれかから読みたい本を探します。
  2. 作品を選ぶと「図書カード」の画面が表示されます。
  3. 作品データの備考欄に
     「青空 in Browsersで縦書き表示。PC、スマホタブレット対応」へのリンク
     「えあ草紙・青空図書館」「スマホタブレットで動く青空文庫縦書き対応汎用電子書籍リーダー」ボタン
    がありますので好きな方をクリック(タップ)します。

 わたしは家の中でPCを使って読んでいましたが、どこでも読めるスマートフォンタブレットが良いでしょう。

 新しい作品はありませんが、古い作品をもう一度読んでみたいという場合には良いかも知れません。なにしろ無料ですからね。

 わたしの場合、手持ちの電子書籍リーダー(電子ペーパー)で読みたいというのがあって、別の手段を試しています。テキストファイルをダウンロードして自作プログラムでEPUB3ファイルを作っています。
 既に既存の手持ち書籍をEPUB3化するプログラムをpython3で自作してあるので、今回は青空文庫のテキストデータを既存プログラムに読み込ませるための変換部分のみを作りました。
 やはり電子ペーパーは目が疲れなくて良いです。
 ただ薄暗いところでは照明が欲しくなるのは紙のほんと同じです。

今回の青空文庫に出会ったことで、わたしの電子書籍蔵書が一気に増えました。うれしいことです。