Firefoxでmarkdownを読んでみた
作成したmarkdownファイルはブラウザでも見ることが出来ます。ただし、ブラウザは標準ではmarkdownに対応していませんので、アドオンを入れる必要が有ります。その方法についてはいくつものブログで書かれていますので、ここではそれらの紹介するだけにします。
Windowsではこれだけで特に問題はありませんが、Linux系は.mdファイルを認識できず開くことができません。これについては次のブログで原因説明と対策方法が示されていました。
この記事を読んで対策すればlinuxでも問題なく読めるようになります。…と紹介だけに終わるのも悲しいので、対策方法の部分をもう少し簡潔に整理しておきます。
コマンド部分とファイル内容の部分は端末画面、gedit画面にコピーペーストするのに使って頂けます。ではその手順部分を以下に記します。
手順
1)端末画面を開く
Ctrl+Alt+t
2)~/.local/share/にmimeがないか確認
$ ls ~/.local/share
3)無ければmime/packagesディレクトリを作成する
$ mkdir -p ~/.local/share/mime/packages
4)空のファイルtext-markdown.xmlを作成する
$ touch ~/.local/share/mime/packages/text-markdown.xml
5)空のtext-markdown.xmlをテキストエディタで開く
$ gedit ~/.local/share/mime/packages/text-markdown.xml
6)下記の内容を書き込み保存してgeditを終了
<?xml version="1.0"?>
<mime-info xmlns='http://www.freedesktop.org/standards/shared-mime-info'>
<mime-type type="text/plain">
<glob pattern="*.md"/>
<glob pattern="*.mkd"/>
<glob pattern="*.markdown"/>
</mime-type>
</mime-info>
7)MIMEタイプのアップデート
$ update-mime-database ~/.local/share/mime
以上で終了
試した感想
試したアドオンは、Markdown Viewer、Markdown Viewer Webextの二つです。どちらでも良かったのですが、今有効になっているのは後者です。
どちらも[toc]の目次作成機能が働いてないのですが、どうも[toc]はtyporaだけの機能みたいです。
最初、typoraのプレビューと見くらべていると若干表示がうまくいってない部分が見られましたが、元のmarkdown記述を調べると私の記述ミスであることが分かりました。このようにエディタのプレビューだけでなく他でも確認出来るので間違いを見つけられる可能性が増えると思います。
ブラウザの画面にmarkdownファイルをドラッグ&ドロップするだけで表示できるので、非常に簡単に見られて助かります。URL入力窓にアドレス入力するのは面倒ですしね。
私のPCでは他の作業をしていてもブラウザを開いている場合が多いので、markdownファイルを見るために都度、他のソフトを起動する手間なく見られそうです。
プログラミング中にもよくマニュアルなどの資料を開くことが有るので、便利になると思います。