こうかの雑記

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昔の懐かしいこと、ubuntuのこと、その他いろいろ

シンプルに年賀状の作成完了

 11月9日にubuntuでハガキ宛名印刷 の記事でLibreoffice宛名印刷ができることを紹介しました。やはり時節柄というか参照頂いているようでpvアップに繋がっています。今年もその宛名管理のCalcファイルを使って年賀状の印刷対象データを作成しました。
 年賀状以外にも使えるように改造しているので登録データの確認さえすれば、後は対象をピックアップするボタンをクリックするだけで印刷対象データができます。(マクロを組んだので)
 念の為、昨年の年賀状で相手先の住所を確認してみましたら、1件、住所表記が変わっていました。今まで間違っていたのかしら? 一人赤面しながら直しました。

 年賀ハガキの宛名レイアウトを作ってある宛名印刷のWriterファイルでこのCalcの印刷対象データを使って差し込み印刷をします。
 ubuntuでハガキ宛名印刷 の記事で追加のアドバイスでも書いておきましたが、フォルダーの位置を移動させたりすると、印刷対象データからの差し込み印刷が出来なくなります。また、いつか機会があればこれについて書くかも知れませんが、私としてはそういう機会が来ないことを望んでいます。ただ面倒ですし。
 宛名印刷のWriterファイルに差し込み印刷の設定が出来ていると印刷するのは簡単です。「ファイル」 ― 「印刷」 を選択すると、

f:id:koukaforest:20191218175813p:plain

差し込み印刷1

 となるので、「はい」をクリック。
 すると差し込み印刷の次の画面が表示されます。

f:id:koukaforest:20191218180017p:plain

差し込み印刷2

 本当ならば直接プリンタで印刷したいところですが、わたしのプリンタは紙送りで失敗することが有るので出力をファイル出力にしています。一度失敗すると2枚のハガキがダメになるので慎重にならざるを得ません。
 出力の項でファイルを選ぶと、単一ファイルとするかページ単独のファイルにするかを選べます。
 面倒ですが確実な一枚ずつの印刷をするつもりなので「個々のドキュメントとして保存」を選びました。
 プリンタの紙送りに不安が無ければ「単一のドキュメントとして保存」ですね。
 以上で表書きの準備は終りです。後は出力されたはがきイメージのファイルを印刷するだけです。

 次に裏書きの準備ですが、これは別途Writerで作った以前のファイルを使います。
 前回に図柄を背景にしていました。背景になっていることを忘れていて、図を掴もうとしては失敗してました。諦めようかとした頃にようやく図の貼付けではなく背景に設定してることに気づきました。この背景を消すのにちょっと手間取りました。普段、あまり使わないものですから方法を見つけるのに時間が掛かってしまいました。

 背景の消し方は次の通りです。
  「書式」―「ページ」―「背景」 ―「なし」
 逆に背景に図を入れるには
  「書式」―「ページ」―「背景」―「ビットマップ」―「追加/インポート」で対象の図を選択します。

 今回は郵便局の絵入り年賀はがきを使うことにしたので、文字だけ考えれば良いのでとても簡単に出来ました。
 いままではネットを駆け回り図案を探しまわって、さらに欲しいところだけトリミングしたりと手間暇を掛けていました。今回はそうした手間を省けたので、年末にも関わらず心理的に余裕できました
 例年、年賀状に掛けるコストは年賀はがきの代金だけです。今年は寄付金付絵入り年賀はがきを採用したのでコストアップしましたが、これで良かったと思います。多分、来年もそうするかと思います。