こうかの雑記

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昔の懐かしいこと、ubuntuのこと、その他いろいろ

PCの夏対策

 ホントは夏対策というより何ヶ月も前にやった事なのですけれどね。

ケース交換

 省スペースの狭苦しい旧PCのケースを流用して、i7のPCを組み立て使っていました。i7は発熱量が多いので、毎年夏が来る前に内部の排気ファンと吸入ファンまわりの掃除をして夏対策をしていました。普段の利用では大丈夫なのですが、特に暑い時期は心配なので吸入口近くにサーキュレータを置いてました。

 息子から余り物のフルサイズのPCケースを譲って貰ったので、中味を入れ替えました。入れ替え自体は狭い空間から余裕のある空間へなので楽々できました。LED照明付きのファンが4つも付いていますし多分これだけで風の流れは格段に良くなっています。なので今年の夏は特に何もしなくても良いかなと思っていました。

CPUクーラー交換

 その後、別のタイミングでi7用の大型のヒートシンクがついたCPUクーラーも譲ってくれました。しばらく放置していたのですが、本格的な夏が来る前に夏対策として交換しました。

 CPUの上にCPUクーラーを取り付ける際にシリコングリスを使いますが、私にはこの部分の作業経験がありません。はじめての自作時はたまたま息子が帰省していて、手伝ってくれたのでした。今回は息子がいないので不安ながら自分ですることになりました。

 不安の原因であるグリスの塗り方についてネットで何件か調べてまわり、一番確かそうな方法を選びました。その方法はCPUの4隅をマスキングしてからカードのエッジを使って薄くグリスを塗布するというものです。使ったカードはまだいくらか残高が残っていましたが、もう使うことはない地方の交通機関の古いプリペイドカードを使いました。

 プリペイドカードのエッジを使ってグリスを薄く薄く引き伸ばします。薄くしすぎてCPUの地が出てしまうと再び余分なグリスをもってやり直し。塗布に納得してマスキングテープを外すときれいに仕上がっていました。やってみたら意外と簡単だったなぁと思いました。

 CPUクーラーを固定する方法を確認し、恐る恐るCPUに載せました。多少滑って動いてしまいましたが、グリスがはみ出す程ではないと信じて固定しました。結局、CPUの上に乗せることが一番危うかったと思います。不安ながらも経験してよかったと思います。

 そしてPCケースの蓋を閉じて試運転したところ、無事動いてくれました。暫くしてCPU温度を見るソフトPsensor で監視しています。重い負荷をかけたところ70℃〜80℃台まであがります。交換前と大差ないかもというのが実際の感想です。ただ現在はサーキュレータは使っていません。
Psensorubuntuソフトウェアからインストールできます。)

 今年の夏は例年に比べてPCの温度上昇に対する心配は無くなったかなと思います。