こうかの雑記

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昔の懐かしいこと、ubuntuのこと、その他いろいろ

愛猫の最期

 今朝方、我が家の愛猫が息をひきとりました。  元々丈夫な猫で病気らしい病気をすることもなく、19年を共に過ごしてきました。

 猫の19歳、人間でいえば92歳相当というところです。痩せてきて年齢相応に老いてきたなと思っていました。この春の様子を見ていてもう一年は難しいかなとは感じていましたが……。

 先々週の5月28日頃から突然、餌もおやつも全く食べなくなりました。一日の大部分を寝ていますが、トイレはよろけながらも自分で歩いて行っていました。

 食べなくなって一週間ほどすると水も飲まなくなり、ますます痩せてきました。それでもヨロヨロにも関わらず自力で歩いてます。  二週間めになるとさすがに自力で立つことは難しくなりました。それでも這いずりしながらでも移動しょうと試みます。

 猫は死を認識してないと思いますが、この二週弱の間、体を治そうと懸命にがんばっていたのだろうと思います。
 やせ衰えていく姿を見守っているのは、とても辛いです。どうぶつ病院に連れて行けば猫が怯えるのは間違いないですし、連れて行ったとしても老衰の猫にしてあげられることはそう無いかと思います。
 そうとはわかっていても、愛猫に辛い時を与えているようで本当にこれで良かったのと不安な気持ちになりました。
 ただ、痛がったり苦しんでいる様子がなかったことが救いに思います。

 この二週弱、うつろに半目をあけて寝ていて、少し体力が戻ると、いつもの眼差しが戻ってくるという感じでした。
 昨夜、瞳孔が大きく開いているように思えたので、もう長くはないかなという気がしていました。夜中の3時に確認した位置で息をひきとっていました。硬直は進んでなかったので多分5時頃に逝ったのだと思います。

 早朝ですが事前に調べておいたペット葬儀屋さん(24h受付)に連絡を入れて訪問立会火葬をお願いしました。ドライアイスがあれば長時間おいておくことも出来ますが、保冷剤しかないのでできるだけ早く火葬してあげたいと依頼したところ、今日の午後になりました。

 沢山の想い出をくれた愛猫へのお礼の気持ちを込めて、最後のお別れと骨拾いをしました。