こうかの雑記

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昔の懐かしいこと、ubuntuのこと、その他いろいろ

MuseScore3を使ってみた

 昨年末(2019/11月)に楽譜作成ソフト MuseScoreの記事を書いています。しかしシステムをubuntu20.04に変更した際にはインストールを保留にしていました。

 その時点では、新しい版のMuseScore3には(私の環境では)日本語の入力ができないという問題があり、また現時点での供給形態がAppImageになっていて私が知らない形態になっていたからです。

 最近の記事、「AppImageのアプリケーションを使ってみた」にある通りインストール、アンインストールが簡単に出来ることが確認できたので使ってみました。

 今回のバージョンは3.4.2になります。

使ってみた結果

  • 日本語入力
    前回に試したMuseScore3では日本語入力ができませんでしたが、今回は難なく出来ました。

  • 旧のMuseScore2で作った楽譜データ
    MuseScore3で読み込む際に変換されます。MuseScore3で保存するとMuseScore2に戻れなくなります。
    前回は日本語が使えないという問題があったのでMuseScore3への移行は保留にしましたが、今回は逆にMuseScore2の環境がないのと、大きな問題はなさそうなので移行します。

  • 修飾音
    単音の修飾音はできるが、複前打音の表示ができない。 重音の装飾音符というのがこれに該当するようですが、表示を見ると和音になります。
    再生すると複前打音になっているようなので、これで良いのかも。 f:id:koukaforest:20200801114205p:plain

  • AppImageで使う場合
    これはmusescoreの問題ではないですが、ファイルとアプリケーションの関連付けがされないので、楽譜ファイルをダブルクリックしてもMuseScore3は立ち上がりません。MuseScore3を立ち上げて、その内部で楽譜ファイルを開かなければなりません。AppImageをシステムと統合化する方法を使えば出来るのかも知れません。

 他に困る事が見つからなければ、AppImageではなくubuntuソフトウェアに同じバージョンがあるので、そこからsnap版をインストールしようかと思っています。